こども学『看護師のお仕事』その②
台風!!!
10号がやってきました、奄美大島!!!
しかし、台風にも負けず、こども学開催。
欠席のお友達も多いかもなあ。。。と思っていたら。
8割以上のお友達が参加してくれました。
講師の畑田先生は、先週よりは緊張していないように見えましたが、
やはり
『緊張している・・・💦』とのこと。
でも、先週もステキな講座をやってくださったので、
こちらは安心しておりました♪
子どもたち、着いたらまず白衣に着替えてスタートを待ちます。
白衣をみんなが着るだけで、雰囲気が『病院』って感じになります。
先週参加できず、今週初めて参加したお友達は、ドキドキしていたと思いますが、
先週来たお友達に色々と教えてもらっていました。
そうしていると次第に知らなかった子同士がお友達になっていく、
そんな過程をみれるのもこのこども学の素敵なところだと思ったりしております。
看護師のお仕事、講座スタート。
まずは先週の振り返りを。
『看護師さんのお仕事で大切なこと、何だったか覚えてるかな~?』
の問いに、
『観察すること!!!』
っていう答えが返ってきたときは、嬉しくなっちゃいました♪♪♪
そして、ナースキャップをかぶり、聴診器で心音を聞いてみたり。
ガーゼをあてて、包帯を巻く練習。
包帯を巻くときも声掛けをすることが大切だというお話しだったので、
子どもたち、照れながらも、
『痛くないですか?大丈夫ですか?』と声掛けをしていました。
声掛けの大切さ。
これは、看護師のお仕事だけの話ではないなあと、思ったりしました。
普段の生活の中でも困っている人がいたら声を掛けたりするって
大切ですもの。なかなか難しい世の中になってきている気がしますが、少しでも
周りを気にして声をかける、ってことをできるように頑張ろうと思ったりしました。
後半はタオルで体をふいてあげる練習。
入院していたりすると何日もお風呂に入れない人がいます。
そういう人の体をふいてあげるには?!
というのを教えてもらいました。
ただ体を拭けばいいんじゃないんですよね・・・。
温かいタオル。これは熱いタオルを看護師さんは絞ります。
なぜ暑いタオルなのか。
それは、絞っている間に冷めてきてしまうから。
(この日は常温の水でやりました)
そして、タオルのたたみ方。
タオルの角は固いから、皮膚にあたらないようにたたんで、優しく、
ごしごし拭くのではなく、なでるように優しく、少し抑える感じで。
一度先生のお手本を拝見して実践。
タオルのたたみ方もタオルの形で色々と変わるから、自分で考えながらやってみましょうと
みんな自分のテーブルに戻ってタオルをたたむところからやっていました。
みんな、ちゃんと考えてたたんでいました!!!すごい!!!
そして、拭くときも、自然に声掛けをしていました。
『熱くないですか・・・? 痛くないですか・・・? 大丈夫ですか・・・?』
看護師のお仕事は、機械相手ではなく、人間相手の仕事。
もちろん大変なこともあるけれど、患者さんが元気になって帰っていく姿を見たりすると
とても満足感の得られるお仕事です、と教えてくださいました。
そして、奄美は離島なので、看護師さんはいればいるほどいいと。
『看護師になってみたいと思った人~?』
という問いに8割のこどもたちが手をあげてくれたのにはちょっとウルっとしました。
(畑田先生。ありがとう…。)
中学校三年生の子がいて、
奄美高校の衛生看護科に行こうか、他の科に行こうか迷っている、と
言ってた子も。今回のこの講座できっと『看護師』になろうと心を決めたことと思います。
看護師のお仕事
本当に大変なお仕事ではありますが、患者さんに最大限の心配りをして
処置をしてあげる。声掛けをすることで安心する人がいる、心が落ち着く人がいる。
観察することで気付いてあげられる。
この講座に参加した子どもたちが、家で、学校で、周りの人を観察して、
気持ちを察して、優しい気持ちを配れる、そんなきっかけになったらいいなと
思ったりした第二回の看護師のお仕事講座でした。
台風10号接近で雨風強い中での開催でしたが、
保護者の皆様、送迎ありがとうございました。
(お迎えの時間、少し止んでいたいのが救いでした!!!)
次回は8月11日、『建設のお仕事』。
すでに楽しい講座になる予感!!!
次回もワクワクしながら子どもたちのキラキラしてる顔を見ながら、
一緒に楽しもうと思います!
講師の畑田先生、本当にありがとうございました!
一人でも看護師が生まれたら嬉しいなぁ~♡
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