こども学『看護師のおしごと』
みなさん、うがみしょら~!
シマはそろそろ梅雨明け・・・?日差しも日に日に強くなり、ジリジリ痛いくらいです。
先日、なぜまちモーレでは、こども学 第一回目の講座「看護師のおしごと」が開催されました。
前回開催のこども学でも講師をして下さった、畑田智帆先生に看護師のおしごとを教えていただきましたよ。
子どもたちの緊張をほぐすように、智帆先生の爽やかな「こんにちは~!」でこども学がスタート。
早速子供たちに「同じテーブルのお友達の表情を確認しながら挨拶してみてね」と呼びかけます。
初対面のお友達も多い子供たち。恥ずかしくてまともに顔を見ることができません。
すると、智帆先生から「“いま緊張しているのかな?熱があるのかな?どんな気持ちかな?”と、相手を知ること・向き合うことが看護師のお仕事ではとても大切なこと」とのお話しの後に、「もう一度、表情を見て挨拶してみましょう!」二度目の呼びかけ。
すると・・・!恥ずかしさもありながら、今度はちゃんとお互いの表情を確認し、笑顔で挨拶を交わしていました(おぉ~!)
(まだ慣れずに、一呼吸おいて一人一人の表情を確認している子もいました)
人と接する仕事だからこそ、相手をよく知って寄り添いながら手当てをすることの大切さを、先生は何度も語り掛けます。
看護師としての責任を心に刻むために「戴帽式」を行うというお話しから、みんなにもナースキャップを付けてもらいました。
気持ちを引き締めた子供たち、智帆先生のお話しにもググっと集中し、真剣な表情で聞いています。
看護師のおしごとはやることがたくさん!入院されている患者さんの手当てに、診療の補助や手術の際の補助などなど・・・
そこで活躍するのが看護師の七つ道具!!
その中の一つ、聴診器で実際に自分の体の音を感じてみます。
耳を澄まし自分の体の音を確認。どんな音が聞こえたのかな?
「ザラザラって聞こえた・・・」「洋服の上からだと聞こえにくい」
なるほど~。
聴診器が患者さんに触れるときは温めてから体に触れることや、道具の管理も看護師の大切な仕事の一つであること。多くのことに気を配る、繊細で思いやりの詰まったお仕事なんですね。
続いて、包帯を巻く体験!
お友達と向かい合って、お互いに巻きあっていきます。
巻くときも相手へ配慮しながら、持ち方・巻く強さなどに気を付けながら処置していきます。
ここでも、相手の表情をよーく確認。
と言っても、なかなか難しそう・・・。
この頃になると、子どもたちも打ち解けはじめ、和やかな雰囲気の中で受講する様子も見られるようになってきました。
最後に、体を拭く体験
タオルのたたみ方やお湯の温度も、患者さんのことを考えて準備します。お湯が熱くてなかなかタオルが絞れない様子。
だけど拭くときは・・・?
席に帰って自分の体を拭くときに色々感じたようです。
時代は進み、今ではAI(人工知能)が人間のお仕事をするようになってきたけれど、「手当て」という言葉があるように、人のぬくもりが人を癒すお仕事なので、やっぱり人間にしか出来ない素晴らしいお仕事だね。と智帆先生。
子どもたちはどう感じたでしょうか?
講座の中で、何度も何度も子どもたちに語り掛けていた「相手をよく知ること、寄り添って相手のことを考えて」という言葉は、看護師として勤められた先生が大切にしてきた想いだったんですね。
ナースキャップを持ち帰ってねと伝えると、「やった~!!」と大喜びの子供たち。
ナースキャップを付けたまま帰ってくれたお友達もいました。
今回受講したお友達の中から、将来の看護師さんが育ったら・・・!?と思うとワクワクします。
看護師のおしごと、大切なことをたくさん伝えてくださった“畑田智帆”先生、本当にありがとうございました!
最後にみんなで記念撮影。
次回は8/10土曜日開催の「マジック講座」。大人気講座です!
この日は商店街の夏祭りも開催しているので、ぜひ商店街へ遊びに来てくださいね
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