こども学『こども新聞講座』

大型台風がやってきたこの数日。

いつもの強烈な台風、といった感じではありませんでしたが、波は大荒れ、お盆だというのに、船便が止まり、スーパーからほとんどものがなくなるという、久しぶりに『離島』を感じた一週間でした。


そんな「離島」感を感じながら迎えた子ども学『こども新聞講座』。

夏休みを楽しんでいる子供たちが意気揚々と登場してくれました。


今回の先生は地元紙の南海日日新聞社の報道部の記者さん、宅間先生。

宅間先生は『奄美に帰ってきて仕事がしたい、奄美のことを伝えるためには・・・新聞記者がいいかも!(略しすぎましたが)』と記者さんになられた島を愛する新聞記者さんです。(この話を聞いた段階で私は宅間さんのことが大好きになりました!)


まずは『新聞がおうちに届くまで』を教えてもらいました。

一日の新聞が出来上がるまでにいろんな人のいろんな作業が新聞を生み出していることを知ります。

取材をする人、記事を書く人、それを校正する人、レイアウトする人、印刷する人、配達をする人・・・。おうちのポストに届くまでにたくさんの行程があるのです。

それが毎日!!!すごいです!!!

そんな新聞の『簡単な読み方』もレクチャーいただきました。

新聞には見出し・リード・本文・写真という大まかな構成があり、忙しい朝は『見出しとリードを読めば大体の内容がわかる』!ということです。なんとなく難しいイメージがあるのでとっつきにくかった新聞も、この方法で読めば、毎日読める気がします!!!


そして、今回の講座の最終目標は『新聞を作ってみる』こと。

インタビューをし、今回の講座の内容で『見出し』を作り、”こども新聞講座の新聞”を作ります。


子どもたちはそれぞれインタビューを始めます。

最初は話をするのも緊張していた子どもたちがこのころには打ち解け、楽しくインタビューをしていました。インタビューするときは、情報が間違わないようにきちんと確認して聞くことが大切だと教えていただきました。(名前を聞き、きちんとフリガナを振る子どもも!すばらしい!)

インタビューをしたら、記事を書きます。

聞き取ったことをまとめて記事にするのに苦戦する子どももいましたが、宅間先生のサポートでなんとかみんな書き上げました。

写真を貼り、見出しを考え、完成!!!

少し時間が足りなかったので、後半駆け足になってしまいましたが、素敵な子ども新聞が出来上がったのではないかと思います!!!


奄美のことがわかる地元紙。

南海日日新聞社さんのような地元紙があることの大切さも感じた講座となりました。

子どもたちが家族と一緒に地元紙を毎日読む、という習慣ができたらとっても嬉しいな、そして、宅間先生のような記者さんになってくれたら嬉しいな、と思った、そんな素敵な講座でした。

宅間先生、ありがとうございました。

私も明日から新聞の虫になるぞ!!!

なぜまちモーレ

東京・巣鴨にある『座・ガモール』の奄美店、なぜまちモーレ。 奄美大島の商店街の案内や奄美の物産・お土産を紹介したり、 『ちょっと勉強したい』『仕事する場所がない…』 といった方にスペースをお貸ししたりしたいのです! 2018年2月19日OPEN!ぜひ遊びにいらしてください♬

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