子ども学「心を込めて花を贈ろう」
夏休みもあっという間に残り1週間になりました!
2019年度の子ども学も4回目を迎えました。
夏休み最後の講座は「心を込めて花を贈ろう」です。 昨年度に引き続き、商店街で“H.O PROJECT”というお花屋さんをされている栄田将太先生を講師にお迎えしました!!
子どもたち、緊張を隠せません。とっても静かです。 そんな中「心を込めて花を贈ろう」が始まりました。
早速「皆さんは花を贈ったことがありますか?」という先生が問いかけます。なんと、ほぼ全員が手をあげていました。素晴らしい!! 「花はどんな時に贈られるものだと思いますか?色々ある中で、どうして花を贈るんだろう?」と先生の質問に、子どもたちは一生懸命考えます。
“誕生日”“お盆”“母の日”“結婚式”“卒業式”“キレイなものを贈られると嬉しくなるから”“見ていて飽きないから”等々子どもたちからも声が上がります。
花が贈られるタイミングには共通点が!
花は大切な日に贈られているということ。
「じゃあ、なぜ大切な日に花が贈られるのだろう?」
花の命は短く、収穫されてから枯れてしまうまで7~10日なのだそう。
短い中にも美しく咲く、この花の美しい命を大切な日に大切な人に贈りたい・・・。 「花が贈られる理由はそういう想いから来てるんじゃないかと僕は勝手に思ってます…」と、栄田先生。
ジーン・・・。これから花を贈るとき、頂く度に、きっとこの言葉を思浮かべるだろうな~…と、序盤から感動MAXです。
こんな素敵なお話を聞きながら、本日準備していただいたお花の紹介。
リンドウ・カーネーション・スプレーカーネーション・スターチス・ハイブリットスターチス・バラ・ケイトウ・センニチコウ
「スターチス」「ケイトウ」は奄美で育てられているということで、栄田先生は子供たちに紹介したかったのだそう。ここにも先生の想いが込められています。 花には花言葉があるのは知っていましたが、誕生花というのもあるそうで、なんと「ケイトウ」は8/24の誕生花なんだそうです!偶然(!?)にも講座の日と同じでした。
道具も大切です。フラワーアレンジメントには欠かせない、緑色のオアシス!本当は“吸水性スポンジ”という名前なんだそう!お水をきれいに含ませるコツは水の中に押し込まず、そのまま水に浮かせておくこと!! なんですが・・・、なんと私、そこは話を聞いておらず、子どもたちのスポンジを水に無神経に押し込んでしまうという大失敗をしてしまったのです・・(汗)ごめんなさ~い(汗) 皆さんも私の失敗をぜひ参考にしてください(笑)
吸水性スポンジに水がどんどん含まれるところを確認中。
新しいスポンジにお水を含ませる間に(フォローありがとうございます)、栄田先生のアレンジメントのアドバイスタイム。
茎をカットする角度、スポンジに挿したらその場所でキープして引き抜かない事、花を飾っていく順番・見られる角度や形を意識すること等々。
みんな真剣に聞いています。
「大切な人に花を贈る」をテーマに、早速子供たちもアレンジメントに取り掛かります。
迷いなくテキパキと飾り付けしていく子もいれば、熟慮しながら一本一本じっくり飾り付けていく子もいて様々。
出来上がった作品はどれも大切な人の事を思った、ステキな贈り物がズラリ!
子どもたちの表情も心なしか、大切な人の事を考えたからか、キラキラしているように見えます。
出来上がった作品と先生と一緒に記念撮影。
講座の最後にはシャリンバイやソテツなど、奄美にしか育たない貴重な植物がたくさんあること。それは奄美の宝で大切にしないといけない事。私たちはそんな素晴らしい場所に住んでいることなどを伝えられていました。
想いは目に見えにくいけど、花は想いを形にするお手伝いができる。 子どもたちが想いを込めて作った花が、各ご家庭に届いたことだと思います。
この花を囲んでステキな時間が生まれてくれたら嬉しいな~。
栄田先生は「花は心を育てるものだと思います」ともお話ししてくれていました。 この言葉を聞いて、“今日から、1本でもいい、花を飾ってみよう!“と思いました。私の心も育ちますように(願)
講座中、ずっと先生のエプロンに書いてあるメッセージに心ときめいていました。何て書いてあるか知りたくなったら、ぜひ商店街にある“H.O PROJECT”さんへお出かけください♬
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